株式会社アグリスリーは、千葉県横芝光町に位置し、「お米」「梨」「野菜」「加工事業」を手がける農業生産法人です。城山みのり園では、1.7haほどの面積で梨を栽培し、コミュニティCAFE&農家のキッチンLABO Farm to...では、6次産業化として、農産物一次加工やOEMの受託を行っています。

　私たちは、「誰かにとってなくてはならない存在を増やすこと」をビジョンとしてかかげています。誰かにとってなくてはならない存在というのは、梨かもしれませんし、人かもしれません。農園かもしれません。地域かもしれません。そのときの役割や条件、場所や人の価値感によって様々です。

　そんな様々なニーズに応えるために、私たちは「多様性」「個性を活かす」ことを大切にしています。

　「多様性」というのは、栽培する品種や商品の多様性、農作業だけはなく営業やデザイン、商品開発をする人材の多様性、求める価値感に応えることができるサービスの多様性など、多岐にわたります。多様な商品やサービスがあるからこそ、多様な顧客のニーズに応えることができます。多様な考えの仲間がいるからこそ、提供出来る商品やサービスがあると考えています。

　「個性」というのは、そのものがもつ潜在的な能力や特徴のことです。
　ある物事には向いていないが、ある特定の物事には向いている、たとえば、「炊きたてのごはんには向かないが、リゾットには最適」。もちろん、「農作業をすると人の何倍も時間がかかってしまうが、実は、営業は上手かった」というように、誰も気づかなかった潜在的な個性も存在します。

　多角的に物事を捉え、輝ける場所や条件を見つけ、それを増やしていくで、よりその素材や人材の個性を活かすことができ、結果として、誰かにとってなくてはならないものになっていきます。

　ひとと地域を温かく「ともし」「良さをみつけ」「輝かせる」ことを使命とし、「多様性」や「個性」を大切に「誰かにとってなくてはならない存在を増やす」ことをビジョンにかかげ、幅広く事業を展開していきます。

　当初の弊社の社名は、代表の前職がパティシエだったことから、Agriculture(農業)とPatisserie(パティスリー)を組み合わせた造語で「Agrisserie(アグリスリー)」となっていました。「元パティシエの経験を活かした効率的で均一な職人技と清潔感のあるキレイな職場環境を農業にも」という想いも込められています。

　その後、会社の発展に伴い、代表ひとりだけの思いをのせた社名ではなく、今後関わるお客様やスタッフ１人１人の能力や経験が活かせるような組織として思いを込めた社名にしようと改名を決意します。

　そこで、会社のブランドコンセプト作成するため、社員たちの思いをヒアリング調査しました。その結果できたのが、この「Agri three（３つのアグリ）」です。これにより、「Agrisserie」から「Agrithree」に社名を改名し、現在に至っています。