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リゾットやパエリアに合うお米とは?|おすすめの品種を紹介

「○○に合うお米シリーズ」ということで、今回は、リゾットやパエリアに最適なおすすめの品種をピックアップしました。一般のご家庭でお料理される方や飲食店の方など、ぜひ、ご参考にして頂ければと思います!

リゾットをつくったときこんな経験ありませんか...?

リゾットやパエリアに最適 なお米

 リゾットつくってみたはいいが、米の立ち方もイマイチで、べちゃっと食感...。これ、もはや、雑炊じゃん...。

 実は、私もこの苦い経験をしたうちの1人。以前、おもてなし料理でリゾットを出そうと張り切って調理をしましたが惨敗に終わってしまいました。

 飲食店オーナーでリゾットを試作したことがある方も、これに近い経験があるのではないでしょうか。

 リゾットづくりで失敗してしまった理由は、水加減や味付けの問題ではなく「お米の品種」にありました。「美味しいから、安いなら、どれでもいい」というわけではなく、お米にも「適材適所」があります。 

 改めて、「お米にも得意不得意があるということ!」これを忘れてはいけません。

 まえおきはさておき、「○○に合うお米シリーズ」と称して、早速、「リゾットやパエリアに合うお米」を紹介していきたいと思います!

リゾットやパエリアに合うお米の条件

 日本でつくられている代表的なお米の多くは、比較的粒が小さめでもっちり系のものがほとんどです。

 もちろん、普通に炊飯して食べる分には、美味しいお米に違いありませんが、これをひとたび、リゾットやパエリアにしてしまうと、粘り気があって、煮崩れしまくりの「お世辞にも美味しいとは言えないイマイチ料理」が完成してしまいます。

 では、一体どんなお米が適しているのでしょうか。こちらがリゾットやパエリアに適しているお米の条件です。

  • 煮崩れしないこと
  • 米の立ち方がよく大粒で歯応えがあること
  • 粘り気が少なくべたつかないこと

 大まかな条件が分かったところで、早速、この条件に合うお米を紹介していきたいと思います!

たくさんの品種があるので、今回は、「有名な品種」や「価格的にお手頃な品種」に絞ってご紹介していきたいと思います。

カルナローリ米

 こちらは、リゾットの本場、イタリアで栽培されているお米です。メジャーどころといえば、やはり、このカルナローリ米。他にも、リゾットに使われている輸入米には、「アルボリオ」「ヴィアローネナーノ」といった品種があり、サラダやデザートにも使われているのだとか。

 価格の方は、輸入米や低収量ということもあり、かなり高めの「1000〜2000円/kg」

 日本でイタリアンをしている方にお話をお聞きすると、「一度は、使ってみたいと思ったことある」という方も多いお米ですので、一度、試してみるのもいいかもしれません。

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カルナローリ米

リゾットの本場イタリアでも使用されている米。べちゃっと食感のリゾットとはおさらば、アルデンテの本格リゾットに仕上がります。

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和みリゾット

日本のお米は、小粒で粘り気もあって、あまりリゾットに向いていないんだよな・・・、カルナローリ米使ってみたいけど値段が・・・。

 そんな方に、ぜひ、おすすめしたい品種が「和みリゾット」。

 和みリゾットは、「カルナローリ」を品種改良する形で生まれた「国内初のリゾット専用品種」です。

 2016年に品種登録されたばかりの比較的新しい品種のため、市場への流通量は、ごくわずか。

 国産リゾット米というと「どうせ風味弱いんだろうな、割高なんだろうな」と思われるかもしれませんが、カルナローリ米と"数値"や"値段"を比較しても、十分すぎるポテンシャルです。お値段は「500円/kg」。

 リゾット専用米とうたってますが、実は、パエリアにも最適の品種です。スープをたっぷり吸い込んだ、アルデンテのパエリアに仕上がります。

 飲食店でリゾットやパエリアをご提供されている方、ご自宅でリゾット、パエリアを作ろうとしてる方には、ぜひ、一度お試しして頂きたいお米です。

和みリゾット

イタリアンシェフからも高評価の国産リゾット専用米!

  • 大粒で煮崩れしない
  • カルナローリ米に引けをとらない
  • 国産米なのにお手頃
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おすすめ

バレンシア米(ボンバ米)

 こちらは、パエリア専用品種のバレンシア米(ボンバ米)です。パエリアの本場、スペインのバレンシア地方発祥のお米で、大粒で粘り気が少なく、スープをたっぷり吸収してくれるので、アルデンテの美味しいパエリアに仕上がります。

 だだし、芯が残りやすいので、水分が浸透するまでじっくり時間をかけて調理する必要があるかもしれません。

 こちらも輸入米とだけあって、価格は、高めの「1000〜2000円/kg」。

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バレンシア米(ボンバ米)

スペインの米どころ、バレンシア地方発祥のパエリア専用米です。粘り気や水分が少なく、スープをたっぷり吸い込んでくれるので、パエリアにぴったりの品種です。

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まとめ

 今回、ご紹介させて頂いた「リゾットやパエリアに合うおすすめのお米」の中で、ぜひこれは試してみたい!と思うものはありましたか。ほかにも、たくさん適した品種があると思いますので、いろいろな文献をあさってみてくださいね。ぴったりなお米を選んで、これからつくるリゾットやパエリアが最高の料理になることを願っています!

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イケメン農業男子
編集スタッフ 三宅くん

アグリスリーの営業広報部に所属。「生産だけが農業じゃない、農業に幅を持たせる!」と語る爽やか農業男子。思ったことはズバッという毒舌タイプなのに、なぜか許せてしまう愛されキャラ。

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